総合内科
General Internal Medicine
総合内科
General Internal Medicine
Diagnosis & Therapy
当院では皆様のお困りの症状を中心に、様々ある病気の鑑別を幅広く丁寧かつ迅速に考えて診断・治療に結び付けることを大切にと考えております。現在病気は各専門分野に細分化されております。しかしながら、各専門分野をまたがる病気もあり、皆様の身体はひとつであり統合的に考えていく必要があります。わたしが学んだ総合内科ではそんないろいろな症状に対して統合して考えていくことで、すこしでもお困りの症状を健康な状態にしていこうと励んでいきます。
Prevention
症状が乏しい生活習慣病(高血圧症・高脂血症・糖尿病など)に対しては、動脈硬化への予防対策をすることのご説明をさせていただき、検査上の数字だけをコントロールするのではなく、病態への知識を共有することが大切です。投薬だけではなく、食事・栄養や運動による改善を基本とし、必要最小限の内服加療を目指していきたいと考えております。
その結果として、様々な重篤な合併症である脳卒中(脳出血・脳梗塞)や虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)や大血管疾患(解離性大動脈瘤)を引き起こさないように、ご一緒に寄り添いたいと思います。
Emergency
日常の中でも急を要する状態に襲われることもあるかと思います。この場合適切な情報収集と処置を同時進行で行い、初期治療および必要に応じて関連病院への連携などを速やかに対応します。当院では初期治療室をつくり、急変に対応できるよう設備を整えました。今までの救急医の経験を活かし、迅速な対応を出来るように励みます。
Geriatrics & Gerontology
エビデンスに伴い治療をしていく中でご年齢を重ねていくと、気づけばかなりたくさんの内服薬処方を受けていることも少なくありません。しかしながら、くすりに対してのくすり(痛み止めに胃薬や利尿薬に抗尿酸薬など)などがあることもあり、出来る限り減薬を試みることも老年期においては必要なことです。それだけではなく、認知機能低下により内服管理が困難なケースもあり、残薬が大量にある状態の放置なども問題となります。
このような場合、家族のご協力や福祉サービスとの連携なども必要となります。ご相談いただき、各業種との連携などの必要性の確認などをご説明させていただきます。
Infection Control
新型コロナウイルス感染症が流行し、様々な感染症対策がより一層必要になっております。当院スタッフは感染症対策として、出勤時の検温・症状の有無などの体調管理を毎日チェックするとともに、うがい・手洗い・アルコールによる手指消毒を徹底しており、マスクを基本とし、ゴーグルまたはフェイスシールド・手袋・ガウンなどを必要に応じて着用しております。一般外来入口と透析センター入口を分け、それぞれに感染症拡大防止デジタルサイネージ(ハンドウォッシュ機能と体温測定機能を有したインフォメーションデジタルサイネージ)「D-Sign Clean」を設置させていただきました。
また一般外来入口西側には発熱待合を設け、出来る限りの動線を考えております。受付カウンターにはアクリル板の設置、待合室は吹き抜けとし、診察室の定期的な換気を行い、接触部はその都度次亜塩素酸やアルコールによる消毒など、かかりつけの皆様が安心・安全に受診できるように努めてまいります。
Second Opinion
今までの経験を活かし、レアケースや医療機関受診後症状改善なしに対する診断・治療を行っております。以下のような実績があります。
など
「どこの科に行ったらよいのかわからない」「症状がなかなかよくならない」なども含めご相談ください。上記はいくつかの例であり、その他の疾患に関しても症状や身体所見などから推測出来うる疾患を鑑別させていただきます。ただし主治医の先生がいらっしゃる場合は情報提供書が必要になることもありますのでご了承ください。